介護保険申請の手順・完全ガイド【2024年版】

介護保険は65歳以上の高齢者が利用できる公的保険制度です。要介護・要支援認定を受けることで、 訪問介護・デイサービス・施設入所など多様なサービスを1〜3割の自己負担で利用できます。 申請から利用開始まで平均2〜3ヶ月かかるため、早めの申請がポイントです。

申請から利用開始までの6ステップ

1

市区町村の窓口に申請

〜1日

本人または家族が市区町村(介護保険担当窓口)に申請書を提出。郵送申請も可能な自治体が増えています。地域包括支援センターに相談すれば代行してもらえます。

💡 65歳以上(第1号被保険者)は原因を問わず申請可。40〜64歳(第2号)は特定疾病が必要。

2

認定調査(訪問調査)

申請後1〜2週間

市区町村の調査員が自宅を訪問し、74項目の認定調査を実施。日常生活の動作・認知機能などを確認します。かかりつけ医には主治医意見書の作成が依頼されます。

💡 「良いところ」を見せようとせず、普段の状態を正直に伝えることが大切です。

3

介護認定審査会

調査後1〜2週間

調査結果と主治医意見書をもとに、保健・医療・福祉の専門家による審査会で要介護度が判定されます。コンピュータによる一次判定→二次判定の流れです。

💡 非該当〜要介護5の8段階で判定。不服がある場合は再申請可能。

4

認定結果の通知

申請から原則30日以内

認定結果通知書・介護保険被保険者証が送付されます。要支援1〜2、要介護1〜5のいずれかが認定されます。

💡 緊急性がある場合は「仮認定」での暫定サービス利用が可能です。

5

ケアマネージャーを決める

認定後すぐ

要介護1〜5の場合は居宅介護支援事業所のケアマネ、要支援1〜2の場合は地域包括支援センターのケアマネがケアプランを作成します。

💡 ケアマネ選びが介護の質を大きく左右します。複数の事業所に相談しましょう。

6

ケアプラン作成・サービス開始

ケアマネ決定後〜1週間

ケアマネが本人・家族と相談しながらケアプランを作成。サービス事業者と契約し、利用開始となります。自己負担は原則1割(収入により2〜3割)。

💡 ケアプランの作成費用は全額介護保険から支払われ、自己負担はありません。

介護保険で使えるサービス

🏠

訪問介護

ヘルパーが自宅を訪問。身体介護・生活援助

🚌

通所介護(デイサービス)

施設に通ってリハビリ・食事・入浴

🏥

短期入所(ショートステイ)

施設に短期宿泊。介護者のレスパイトにも

🔧

福祉用具貸与・購入

車いす・介護ベッド等のレンタル

🏡

住宅改修

手すり設置・段差解消工事(上限20万円)

👨‍⚕️

訪問看護・リハビリ

看護師・理学療法士の自宅訪問

💰 介護保険の自己負担額の目安

要介護度支給限度額(月)自己負担1割
要支援150,320円約5,032円
要支援2105,310円約10,531円
要介護1167,650円約16,765円
要介護2197,050円約19,705円
要介護3270,480円約27,048円
要介護4309,380円約30,938円
要介護5362,170円約36,217円

※2024年度の限度額基準。収入が高い場合は自己負担2〜3割になります。

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